1102 逆止弁の形状変更(既存シンボルの修正)
作業Luに『j01 シンボル編集用Lu』を使用します。このLuはチュートリアルのTOPページの11 シンボル編集内の『Luデータ』に収録されています。
セットアップドライブ:¥EYECADフォルダ以下にコピーしてください。EYECADフォルダ以下にフォルダ名がj01で始まるものがある場合は名前を変更するか別のフォルダに移動してください。
作業概要
逆止弁(2103)に流れ矢印を追加して保存

反転シンボルの逆止弁(2153)にも逆向きの流れ矢印を追加して保存

操作手順
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ランチャの『EYEPID(Eyx)』
またはEYE TOPの『P&ID(Eyx)』より起動します。
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Luを開くをクリックします。
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Lu選択画面が表示されますので『詳細>>』をクリックします。
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j01の行をダブルクリックしてください。
ツリーの『ジョブDB』をダブルクリックするとツリーが展開し『P&IDシンボル』が現れます。
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さらに『P&IDシンボル』をダブルクリックすると以下の画面となります。
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上記のツリーの『一般弁/配管付属品(FPAC)』をダブルクリックすると一般弁/配管付属品(FPAC)一覧画面が現れます。
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ここで2103をダブルクリックするとシンボル編集画面が現れます。
このシンボル編集画面でシンボルの形状を修正することができるようになります。画面右側にシンボルが現れていない場合は『シンボル』タブをクリックします。
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編集画面を拡大します。「表示」メニューの「ボックス拡大」または
ボタンを押し、マウス左ボタン(-5,-5)付近クリックしたまま(5,5)の付近まで移動したらボタンを離します。
画面が拡大表示されます。
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ここで矢印を追加するのですがその前にグリッド間隔を変更します。
リボンのグリッドのx間隔とy間隔それぞれ0.5と入力してEnterキーを押します。グリッドの間隔が0.5に変わります。
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矢印は直線で作成します。『シンボル』タブ内にある『直線』をクリックします。
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(-1.5,2.0)の位置でマウスをクリックすると黄色の四角が現れます。そのままマウスを(1.5,2.0)の位置まで移動してクリックすると下図のように直線が引けます。直線がピンク色になるのは現在その直線が選択されていることを表しています。
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繰り返し画面右のシンボルウィンドウの直線をクリックして(1.0,2.5)と(1.5,2.0)に直線を引きます。
繰り返し画面右のシンボルウィンドウの直線をクリックして(1.0,1.5)と(1.5,2.0)に直線を引きます。座標値や黄枠の緑の点は座標値の位置を示すもので実際の画面には現れません。
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ここまでの作業が完了したらリボン左の『保存』ボタンをクリックします。
以下のメッセージが現れます。これは逆止弁:2103と逆止弁:2153は反転シンボルの関係にあるためで鏡反転貼り付けや流れ方向を切り替えたとき逆止弁:2103は逆止弁:2153に変わります。そのため反転シンボルの片方を変更した場合他方も修正が必要となりこのメッセージが現れます。ここでは『OK』を押してダイアログを閉じてください。
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次に『閉じる』ボタンをクリックします。
一般弁/配管付属品(FPAC)一覧画面のアイコンが更新されていることが確認できます。
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同様の手順で反転シンボルである逆止弁:2153を修正します。
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反転シンボルなので逆止弁:2103とは逆の矢印を(-1.5,2.0)から(1.5,2.0)、(-1.5,2.0)から(-1.0,2.5)、(-1.5,2.0)から(-1.0,1.5)に直線を3本引きます。
座標値や黄枠の緑の点は座標値の位置を示すもので実際の画面には現れません。
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矢印の入力が完了したらリボン左の『保存』ボタンをクリックします。
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以下のメッセージが現れます。ここでは『OK』を押してダイアログを閉じてください。
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次に閉じるボタンをクリックします。
一般弁/配管付属品(FPAC)一覧画面のアイコンが更新されていることが確認できます。
以上で逆止弁(2103,2105)シンボルの修正は完了です。
プログラムを終了し、図面を起動するとシンボルウィンドウの一般弁シンボルの逆止弁[2103]が変わっていることが確認できます。既に図面内で逆止弁を使っている場合もシンボルが変わります。
