0215 User定義表示様式

01-02_068.png

こちらの画面でユニークな設定が可能です。各テキストボックスを右クリックしますとキーワードが表示されます。今回は以下のように設定します。設定したUser定義様式は、Job フォルダ内の JUSRDF.xml に保存されます。より詳しい事を確認したい場合は、Help Manualの02-06-0-1以降を参照してください。

黄色の____ 枠内どおりに設定します。設定すると緑色で表示サンプルがテキストボックスの下に表示されます。ラインマーク(△はスペースです。)

[SIZE]"-"[FLUD]"-"[DISPCLASSYMBOL]"-"[LINE4O]"△("[MI2H]"△"[TH3K]")"

「O」は全てアルファベットのオーです。


ラインマーク 例

サイズ-流体-表示クラス記号-ラインNo.(常に4桁)-断熱記号-#スプール図番(設定不要固定)

100A – P - B50(SUS304) – 0001 (H 070) - #201


設定記号に関しての説明。以外はHelp Manualの02-06-1-1を参照してください。

サイズ=[SIZE]

流体=[FLUD]

表示クラス記号=[DISPCLASSYMBOL]

ラインNo.=[LINE]ですが、[LINE4O]は(ラインNo.を常に4桁で表示。例 1 だった場合、0001となります。)

断熱記号=[MI2H] [TH3K](断熱記号を2桁 厚さが常に3桁で表示されます。)

スプール図番の表示位置は固定です。設定の必要もありません。常に -#の後に番号が表記されます。


ラインマーク様式に「9:Usr’s line mark」を設定した場合、P&ID、立体組図、スプール図、 3Dモデル等の画面表示、図面出力はすべてこの様式となります。

最大半角で80文字まで表示され、全角文字が混在する場合は全角1文字に対して半角2文字分使用し、その分だけ表示文字数が減ります。

ラインマークのレイヤフラグにラインマーク様式のNo.1~8を使用する場合は、この設定は必要ありません。

立体組図編集出力のスプールNo.のレイヤを「表示」にすると、末尾「-#」の後にスプールNo.が表示されます。


バルブタグ

[KIGO][TR$$NO]"("[IDNT4A]")"

バルブタグNo.のレイヤフラグにラインマーク様式の1~8を使用する場合は、 この設定は必要ありません。3Dモデルの配管に上記の属性要素が設定できます。

01-02_069.png

バルブ記号(配管付属品タグ)=[KIGO]

トレーンNo.=[TRINNO]なのですが、[TR$$NO]と設定すると、AGKANN(GKANJI)に定義した外字群の中のそのトレーンNo. に該当した外字が表示されます。AGKANN(GKANJI)に関しましては、Help Manualの06-06-1-1以降を参照してください。

バルブ品番号=[IDNTNO]なのですが、[IDNT4O]と設定すると、常に4桁で表示となります。[IDNT4A]は末尾の数字が以下表考え方で置き換えて表記します。ラインマークの「ラインNo.」でも同じ事が可能です。

0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
NA 削除 A B C D E F G H I
NU _ A B C D E F G H I
4A 000 000A 000B 000C 000D 000E 000F 000G 000H 000I

サポートタグ

[FIXD]"-"[AREA]"-"[SE4O]

固定部=[FIXD]

エリア部=[AREA]

連番部=[SENO]ですが、[SE4O]と設定すると、常に4桁で表示となります。

詳細につきましては、Help Manualの02-06-3-1を参照してください。


高さ基準

[CEN:1FL][+][SLP:WP.][CL][FLN:=][EFL:1FL]

高さ基準文字=[CEN:xxxx]CEN: より後を、任意文字として認識します。ただし機器、フロア高さの場合で、[EFL:yyyy]が設定されている場合は、その文字(yyyy部分)で置き換えられて表記されます。

+記号=[+]

スロープ基準文字=[SLP:xxxx]スロープ配管曲り部高さ表示時に付加する文字列を指定します。

CLマーク=[CL]機器中心線上高さ表示時 ℄ マークを付加して表示

フロア名後記号=[FLN:xx]、FLN: より後を、任意文字として最大2文字表示します。

機器、フロア高さ基準文字=[EFL:xxxx]、EFL: より後を、任意文字として最大4文字表示します。

詳細につきましては、Help Manualの02-06-4-1を参照してください。


機器番号

[JOBKBN]"-"[EQUIPMENTN]

Job区分記号=[JOBKBN]

機番=[EQUIPMENTN]

注意

  • こちらは設定例です。今回は設定しません。空白としてください。

    詳細につきましては、Help Manualの02-06-5-1を参照してください。


スプール図番

[FIXEDSPOOL]"-"[SDRE4O]

固定10文字=[FIXEDSPOOL]設定した、固定10文字が表示

スプール連番=[SDRENO]ですが、[SDRE4O]と設定すると、常に4桁で表示となります。

詳細につきましては、Help Manualの02-06-6-1を参照してください。


断熱記号

"△("[MI2H]"△"[TH3K])(△はスペースです。)

断熱記号=[MIxx]ですが、[MI2H]で頭文字2文字を常に表示します。

断熱厚さ=[THCK]ですが、[THC3K]で常に3桁表示となります

詳細につきましては、Help Manualの02-06-10-1を参照してください。


スケール

Scale△=△1/(△はスペースです。)

スケール値の前にUser定義した文字列('Scale=' 等)がつきます。User定義されてない場合は、S=となります。

詳細につきましては、Help Manualの02-06-7-1を参照してください。


北方向文字ANK

01-02_070.png

詳細につきましては、Help Manualの02-06-8-1を参照してください。


日付

[YYNO]"/"[MMNO]"/"[DDNO]

詳細につきましては、Help Manualの02-06-6-1を参照してください。


図面出力時File名固定文字

組図、スプール図、サポート図の図面出力時File名(DWG、DXF、PDF)の先頭固定文字を指定できます。

何も設定していない場合は、「図面番号」-「Rev番号」で出力されます。サポート図は「配置No.」-「Rev番号」で出力。

組図

[Ver_10](実施しているEYECADのバージョンを記載してください。)

スプール図

[Ver_10](実施しているEYECADのバージョンを記載してください。)

サポート図

[Ver_10](実施しているEYECADのバージョンを記載してください。)

「.」(ドット)は「_」(アンダーバー)に切り替わって出力されます。


設定が完了しましたら User定義表示様式の[設定]をクリックします。


設定したUser定義様式は、Job フォルダ内の JUSRDF.xml に保存されます。