0601 導入
スプール図の編集を行う前に必ず確認してください。
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①3Dモデル入力(Mrout)で配管データにエラーがないか確認する。
メニュー 配管>配管データのエラーチェック
★2つ以上のエラーがあれば、モデルを再確認し、修正する
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②干渉チェックを行う
ランチャ 干渉チェック(m3di)
干渉箇所があれば、モデルを再確認し、修正する
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③配管にスプール連番を付ける
モデル入力(Mrout)でスプール連番を入力する。
ランチャ EYECAD TOP > バッチ処理 配管 >配管スプール図 自動符番
必ず図番チェックを行ってください。
編集が複雑で1枚に収まらないと判断した場合は別図処理をして図面を2枚に分けるよう工夫して下さい。編集とは描画マ-ク(ラインマ-クや寸法引出し方向等)の位置を見やすくする作業ですが、編集に時間がかかりそうなものは後回しにするのも早く作業するためのコツです。
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タグ、マーク、追番は、他の情報との重なりを避けて自動配置設定ができます。初編集開始時(Mdispis起動時) およびメニューの「自動配置」実行時に有効です。「CNST」のD099頁の設定をします。
設定は、ランチャのメニューの【その他のプログラム】→【システム制御定数編集(CNSTEdit)】を選択します。
起動画面が表示されます。プラント選択画面にLu#:1をキーインして起動します。
タブに各種寸法(Dxxx)がありますので、こちらをクリックして、D099をダブルクリックします。
BGCNSTがGeneral DBの内容が表示されます。BJCNSTにはLuフォルダにBJCNSTがあれば表示されますが、無い場合は×印が表示され、リストは表示されません。
このD099の設定は今回はしません。説明のみです。JOB用に設定する場合は、CNST/XXXX.xmlの表を修正します。項目をクリックして修正します。上書き保存ボタンを押すとLuフォルダにCNSTフォルダが作成され、設定した、ページ名(例 D099.xml)が作成されます。
位 各位のフラグの機能する状態 一 画面編集 対話時 十 画面編集 立ち上げ時 old 百 画面編集 立ち上げ時 new 千 図面出力 立ち上げ時 old 万 図面出力 立ち上げ時 new フラグ フラグの各値の機能動作 0 初期化(画面編集編集時のみ)[旧バージョン同等動作] 1 初期化後 → 自動配置 2 編集後の現状位置 → 自動配置 9 現在位置 → 自動配置 設定方法の詳細はHelp Manual 『EYEPIPE 配管スプール図 編集出力』ー【文字情報集 物体形状】ー【文字自動配置制御】をご覧ください。
CNSTEditの操作説明は、同じく、『共通』-【システム制御定数AGCNST】-【CNSTページファイル】を参照してください。
CNST S091設定(画面/図面/表示)
CNSTEdit起動、Lu# 1 をキーインしOKをクリックした後、S091を表示させます。
こちらと同じように設定してください。
完了しましたら、上書き保存をクリックして S091.xmlを作成します。
保存されると S091.xml として表示されます。
表題欄 人名・日付設定
配管スプール図の表題欄の設定をします。EYECAD TOP バッチ処理の
よりファイルを出力、カスタマイズして、配管スプール図属性情報に書き込みます。(JISONO)
下図は例です。本図面の表題欄の文字とは異なる箇所があります。あくまでも設定方法の確認です。
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①客先部「プラント属性定義(EYESPEC)」で登録した「プラント名称」が表示されます。
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②承認欄
ASNDを作成→内容を修正(最大60パターン)→ASNDBSに名称変更→ASNDBSをJISONOに書込み
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③親図番欄
ASPMを作成→内容を修正(最大99パターン)→ASPMBSに名称変更→ASPMBSをJISONOに書込み
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④訂正欄
ASRVを作成→内容を修正(最大99パターン)→ASNDBSに名称変更→ASRVBSをJISONOに書込み
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⑤①から④の情報を統合、管理するファイルで設定します。
ASPNを作成→内容を修正→ASPNBSに名称変更→ASPNBSをJISONOに書込み
ランチャからEYECAD TOPを起動し、Lu#に”1”をキーインします。
配管をクリックしてください。
ASND(人名・日付欄)設定
「ASND」を出力、カスタマイズし、配管スプール図属性(JISONO)へ書き込みます。
下図の操作を実行してください。
[Enter]キーで終了します。「ASND」が出力されました。[Folder参照]をクリックしてLuフォルダを開きます。
「ASND」を出力、カスタマイズし、配管スプール図属性(JISONO)へ書き込みます。
「ASND」ファイルをメモ帳で開きます。以下の形式で最大60パターン登録可能です。「ASND」を修正します。
入力後、文字コードを「ANSI」にして保存してください。(こちらはサンプルです。)NEW NAMEとNEW DATEはお客様の情報を設定してください。
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①承認欄パターンNo.(ASND No. )をASPN(次ページで説明)に設定します。
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②?部分が修正できます。ご自分のお名前を入れてください。カンマ(,)の位置がずれないように注意してください。
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③OPを設定すると以下の表記となります。
上記例となります。設定して下さい。設定後、保存します。ファイル名を「ASND」から「ASNDBS」へ変更します。
ASPNの設定
「ASND」の設定をどのスプール図番に対して有効にするかを指定するため、「ASPN」を出力します。
「ASPN」が出力されました。「フォルダ参照」ボタンで現在のLuフォルダを開きますので押してください。「ASPN」ファイルをメモ帳で開きます。各スプール図に承認欄の設定をします。「ASPN」を修正します。
赤枠部分が「ASND(BS)」で登録した承認欄パターンNo.(ASND_No)を入力します。今回は「1」と設定します。
?部分が修正できます。カンマ(, )の位置がずれないように注意してください。
また、下図は例です。実際のFileとは異なる文字列が設定されている場合があります。
水色枠部分が「ASRV(BS)」で登録した履歴情報No.を入力します。ASRV(BS)の登録操作については省略します。
?部分が修正できます。カンマ(, )の位置がずれないように注意してください。
修正が完了したら文字コードを「ANSI」にして保存して閉じてください。
また、紫部分に「-9」を設定した場合、組図面編集出力( M3dv )より参照し、親図番が自動で入ります。
「ASPN」を保存し、ファイル名を「ASPN」から「ASPNBS」へ変更します。「ASPNBS」を配管スプール図属性(JISONO)へ書き込みます。
Write OK ?で yをキーインして[Enter]を押します。
同じく続けてASNDBSも実行してください。
Write OK ?で yをキーインして[Enter]を押します。
書き込み完了です。
ASPN(BS)、ASND(BS)、ASRV(BS)等のファイルはランチャの
からもファイルの出力、書き込みが可能です。詳細はHelp Manual【バッチ処理一覧】をご覧ください。
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