0603 図面属性

画面の項目について説明します。

項目は、マウスクリックしたまま、ドラッグしますと、順番の移動ができます。画面は移動された状態です。

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お客様の環境により、項目順が違う場合があります。

  1. 再出力

    図面再出力する/しないのフラグ(設定は3Dモデル入力の配管プロパティで設定します)再出力を選択すると、スプール一覧リストに 「レ」チェックが表示されます。

  2. Error

    配管エラーのうち最も高いError Levelを「★」の数(★~★★★★)で表示します。エラーが無い場合は空白です。

    このError Levelは、Job フォルダ内に存在する配管エラーチェックの結果File(e_mrc)に記録されている情報を参照しています。Error Levelに、★★★または★★★★の表示があるスプール図については、正常なスプール図が出力できませんので、必ずErrorを解消してください。また、スプール図中のライン数(項番11)が20を超えている場合には「LineOver」が表示されます。ただしErrorがある場合は、Error Levelの表示を優先します。

  3. 図番

    スプール図番を表示します。図番の左側に固定10文字が表されます。スプール図番はAN10文字-連番で構成され、連番は001~9999の範囲の数字でスプール図ごとにユニークである必要があります。

  4. 未/済

    未編集/編集済フラグ。一度対話編集しますと済フラグになります。対話済フラグの図面を選択し「初期化」すると、北方向はリセットされます。CNST(システム制御定数) S091 91W目=ON(514)の時、93W目に設定の方向にリセットされます。

  5. ラインマーク

    スプール図の中の主配管のラインマークが表示されます。ユーザ定義ラインマークの設定に、「TR$$NO」を設定して、トレーンNo.に外字を指定したとき、文字レイヤの設定で、「9.ユーザ定義パターン」を選択すると、ラインマークが文字化けする場合があります。これは、トレーンNo.に該当する外字が、Windowsの文字で表現できないためで、仕様となりますが、処理には影響ありません。

  6. 訂番

    スプール図の訂番を表します。このスプール一覧リスト上で訂番を修正することが可能です。

  7. スプール図コメント

    スプール図のコメントを表します。

  8. Job区分

    主配管(メインライン)のJob区分を表します。各図面に出力されるJob名は、各配管ラインに入力時(3Dモデル入力)に定義、または3D配管バッチ処理で修正したJob#に対応したJob区分名が、各スプール図中の配管ラインより判断され、出力されます。ただし、各ラインに定義したJob#が0の時は、その時Lu#に定義されているJob#の最大値のJob区分名が出力されます。

  9. 出力日時

    スプール図を出力した日時が表示されます。

  10. Train

    主配管のトレーンNo.を表します。

  11. Grade

    未主配管のグレード区分を表します。

  12. ライン数

    この1枚のスプール図内に表示されている配管ライン数を表します。1スプール図内に表示可能な配管ライン数は、20ラインまでです。(20ライン以上の編集については、Help Manualを参照)20ラインを超える場合には、注意喚起として、そのスプール図の行を赤文字で表示します。

  13. ピース数

    この1枚のスプール図内に含まれるピース図面数を表します。

  14. レイヤセット

    設定させているレイヤセットを表示します。

  15. 取消線

    この1枚のスプール図内で、材料欄に取消線が入力されている場合、「有」が表示されます。取消線については、モデル更新時の注意喚起のため、文字色を「赤」で表示しています。

    ※取消線機能を有効にするにはCNST(システム制御定数) D094ページW#36目=681を設定する必要があります。

  16. 材料欄文字

    この1枚のスプール図内で、材料欄に自動集計された内容以外の任意の文字が入力されている場合、「有」が表示されます。

  17. 任意文字

    この1枚のスプール図内で、任意文字(引出線付文字も含む)が入力されている場合、「有」が表示されます。

  18. 任意図形

    この1枚のスプール図内で、任意図形、および任意マークが入力されている場合、「有」が表示されます。任意図形は「線」「連続線」「円」「円弧」「長方形」、「角度」、「コマ図」任意マークは「訂番記号・雲形」「矢視」が対象です。