0307 トレース配管

PMSの配管タイプをトレース(Traced【4】) またはライニング&トレースド(Lining& Traced【8】)に設定した場合、配管にトレーサ管の表示(破線)を配管の実線に沿って表示します。V6.90以降ではトレーサ管の表示(破線)、はパイプ部分だけでなく、配管部品の部分にも表示されます。

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Traced 【4】の場合、CNSTのC033ページ(閲覧、編集はプラント属性のシステム制御定数編集【CNSTEdit】で可能)、第1W目に500を設定、第11W目から指定の本管サイズ(カッコ内)にトレースドタイプの配管上の断熱材の円筒形、形品の集計するサイズアップ数(一般に1~3サイズup)を定義しますと、そのupされたサイズで集計されます。第81W目に510を設定しますと、第83、84W目から組でFrom、ToサイズCodeを設定すると、そのサイズ範囲の曲り部の断熱材は円筒形から省かれ、エルボ成形品として個別に集計されます。

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トレーサ管の集計には、条件設定が必要になります。本書では説明のみとします。詳しくはHelp ManualのTracer管の集計とその設定を参照してください。