0516 配管ラインのエラーチェック
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✓ PMS (配管スペック)未登録部品、溶接間長さ等のエラー情報が表示されます。
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✓ 「★★★★」、「★★★」印は必ず修正してください。そのままでは組図時に配管が表示されません。
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✓ mrout終了後に出力されるe_mrc(テキストファイル)の内容を確認してください。Luフォルダに出力されています。エラーコードにより、エラー情報が確認できます。
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✓ ライン仕様、スプール図、Job区分チェック“バッチ処理”のテキストファイルを作成し、(ALIN, ALCT)属性のチェックをしてください。
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✓ 配管ラインの From – To チェックをしてください。テキストファイル(A3DL)でチェックできます。
注意
エラーチェックは毎日行ってください。配管ラインが増えると確認が大変になります。
スプール図、材料集計を行う前に必ず、チェックしてください。
メニューバーより【配管】→【配管データのエラーチェック】を選択します。

ダイアログが表示されます。該当行をダブルクリックまたは該当行を選択し、[拡大表示]をクリックするとその場所が画面に表示されます。下図は例です。


エラー部品を変更します。(プラグ弁(PMSに未登録)をボール弁に変更します。)

再度、配管エラーチェックを実行してください。エラーが解消されています。

入力した3Dモデルにエラーがないかを確認する機能です。モデル入力作業中は、毎日または週1回はエラーチェックし、エラーを解消することを推奨します。
エラーのレベル
★★★★ →システム判断ができないエラー(必ず無くしてください!!)
★★★ →配管製作、図面化できないエラー(必ず無くしてください!!)
★★ →配管製作、図面化は可能だが、Job 上問題のあるエラー
★ →配管製作、組図化にも問題ないが、設計者の意図したエラー
エラーコード | 原 因 | 対 策 |
221 | 指定されたスペックの入力された配管部品の機能 シンボル、またはA(B)G(J)ISPR.csv中にありません。 |
クラスに部品を登録します。 |
291 | 溶接間長さが46mmしかありません。標準は50mm(BW の場合、長さ指定とパイプ厚さの指定倍長のいずれか長い方) | 長さを修正します。 |
432 | 指定されたスペッククラスの PMS のバルブ欄に 登録されていないタイプのバルブが使用されています。 |
クラスにバルブを登録します。 |
エラーメッセージの内容、対策の詳細は、Help Manual『 EYEPIPE 3Dモデル入力 配管,ダクト』【3D配管チェック】をご覧ください。
引き続き、配管ラインのエラーチェックを行います。
画面上で何も選択したいない状態でマウス右クリックより、”配管データのエラーチェック”を選択してください。
ダイアログが表示されます。

こちらのようにエラー情報が表示されます。対象行をダブルクリックしますと、拡大表示されます。

こちらが表示された画面です。ボール弁とエルボに短い短管がありました。ボール弁を二次選択して移動します。
エラー部分を修正します。ここから操作してください。

ボール弁をエルボに直付します。移動されます。

更新ボタンを押すと、エラーがリストから削除されます。この作業を実施してください。
エラーをなくしてください。
モデリング作業を保存終了してください。