0301 配管材料基準

配管モデルには、流体、口径、配管材料基準(スペッククラス)、分岐基準、保温保冷基準、継手類部品寸法、バルブ関連寸法を参照して配管経路形状(配管ルート)より管部品の形式、材質、寸法が設定された実形状モデルになります。作成していない場合、3Dモデル入力( Mrout )で配管を入力するとエラーになります。

01-03_001.png

配管材料基準ではパイプ、継手、一般弁、一つにしたシートを作成します。EYECADでは配管材料基準のことをPMS(Piping Material Standard)といいます。

01-03_002.png

システム標準 PMS(General)はbg Folder内のBGPMSM、BGPMSVにそれぞれ登録されています。


PMS一覧確認

PMSの詳細を説明します。標準D.B.に用意されているPMSを確認します。General DB編集にチェックを入れ、[PMS,バルブ]をクリックしてください。登録済のPMSの一覧が表示されます。

01-03_003.png

クラス記号、Code分類の考え方

Job用に登録するPMSのクラス記号は、半角英数字で6文字まで入力できます。Codeは数字で5ケタまで入力できます。コピー元となるGeneral PMSを判別し易くするため1~4ケタ目を変更せず、末尾を2~9で登録してください。(0、1はGeneralで使用しています。)

  意味 規格分類 呼び圧 材質 用途、タイプ (末尾)
General(コピー元) Code 2 1 5 0 0または1
クラス記号 A50A
Job Code 2 1 5 0 2から9
クラス記号 自由に最大6文字

クラス記号、Codeについての詳細はHelp Manualを参照してください。


PMS内容表示

一番上のスペック z(9997)を選択し[詳細変更]をクリックしてください。PMSの詳細情報が表示されます。

01-03_004.png

General PMS z(9997)を表示させていますので、ここでは内容の確認だけとします。[キャンセル]をクリックしてください。